水分の摂りすぎや塩分の取りすぎ、アルコールの飲みすぎ、無理なダイエットで不足しがちな栄養素・成分を紹介します。
タンパク質、ビタミンB、カリウム・マグネシウム、クエン酸、サポニンは普段の食事の献立に少し材料を加えるだけで補給することができます。
タンパク質
腎臓病も肝臓病も、低たんぱく血症からむくみます。
血液中のたんぱく質は、水分を血管の中にとどめておく働きがあります。
低たんぱくの状態になると、細胞の外へ水分が移動するためにむくむのです。
タンパク質を含む食品
- 焼きふ
- パン
- オートミール
- スパゲティ
ビタミンB
ビタミンBは、体にエネルギーを供給し老廃物を回収する新陳代謝に働きます。
特にビタミンB6は、タンパク質の代謝にも関わるので、不足しすぎると、タンパク質がスムーズに合成されずむくみの症状が出ます。
ビタミンBが含まれている食品
ビタミンB1は、胚芽米や玄米、豚肉、ウナギ、大豆・大豆加工品などに含まれています。
ビタミンB2は、レバー類、チーズ、納豆、ウナギなどに含まれています。
ビタミンB6は、牛レバー、カツオ、マグロ、サケなどに含まれています。
カリウム・マグネシウム
カリウムは、血中のナトリウムとバランスをとって、余分な塩分を尿として排出する働きをしています。
マグネシウムは、ビタミンBと同様にタンパク質の合成にかかわっています。
どちらも不足するとむくみが発生します。
カリウム・マグネシウムが含まれている食品
カリウムは、スイカやバナナなどの果物、野菜、キノコ、豆類、海藻類などに含まれています。
マグネシウムは、海苔、、わかめ、アーモンド、大豆などに含まれています。
サポニン
サポニンにも利尿作用があります。
サポニンやカリウムを含む小豆は、古くからむくみの薬として知られています。
サポニンが含まれている食品
- 小豆
- 大豆
- 黒豆
- ピーナッツ
- インゲン