むくみが引き起こす身体への悪影響


病気によるむくみではなく、一過性のむくみの悪影響です。

水分とリンパ液がうまく排出されることなく体内にたまった状態を、むくみといいます。

悪影響の中には、セルライトを作成する、しわやたるみを生み出す、皮膚の色素沈着を生き起こすというものがあります。

セルライト

むくみが続くと、老廃物の量も溜まっていくために、さらにセルライトがリンパなどを圧迫して、むくみがひどくなるという悪循環が生まれます。

リンパ液がうまく体外に排出されずにたまった状態が慢性化すると、老廃物の中のたんぱく質が水分を抱え込み、さらにむくみが悪化します。

リンパ液の中には老廃物などが含まれています。

セルライトが生成される前にむくみを解消することが大切です。

セルライトとは

皮下脂肪のうち、主に腹部、臀部、太ももの部分に不均一に、ブロック状に存在する組織を言います。

セルライトが生成されると、外見から肌の凹凸が見て取れます。

しわ、たるみ

むくみで肌の弾力繊維を伸ばしてしまうと、元には戻りません。

しわやたるみが残ってしまいます。

真皮の下にあるコラーゲンなどの弾力繊維を、むくみがのばしてしまうことから、しわやたるみが生まれるのです。

肌の弾力組織が伸びる前に、むくみの状態を解消することが大切です。

皮膚の色素沈着

むくみを繰り返していると、色素が定着し取れなくなる可能性があります。

リンパ液の水分には、血液の色素なども含まれています。

血液の色素が含まれたリンパの水分が皮膚の下に沈着して、透けて見えるためにクマとなって現れることがあります。

特に目の下は皮膚が薄いため、色素が透けて見えるのです。

色素沈着に悩まされないうちに、むくみの解消を行いましょう。