むくみと肥満はどちらも体重が増えて、体の大きさが変わっているように見える点で共通しています。
しかし、むくみは体の水分が異常に増加した状態です。
肥満は、むくみとは違い、脂肪分が増えることを言います。
むくみと肥満、区別の仕方
肌がへこむかどうか
同じように体重が増加しているとき、体型が変わっているとき、膨らんだ箇所を手で押さえることで、むくみの症状なのか肥満なのか区別することができます。
特に足のすねを10秒以上強く指で押し付けましょう。
へこみができるようなら、むくみの症状で間違いありません。
反対にへこまない場合には、肥満の状態ということができるでしょう。
急激な体重の増加
むくみの初期の段階では、朝に比べて夕方のほうが体重が増えているということが多いです。
その差は1kgが正常な範囲です。
ひどいむくみの場合には、3~4日で10kgも体重が増加することがあります。
しかし、肥満の場合にはここまで極端で急激な体重の増加は考えられません。
一般的に、正常な状態に比べて体重が多い状態のこと、また、体脂肪が過剰に蓄積した状態を言います。
おおむね、標準体重から20㎏以上超過した場合に、肥満といいます。
適正な体脂肪率は、男性なら15~19%、女性なら20~25%です。
この体脂肪を下回ると低脂肪で、上回ると肥満になります。